ITエンジニアを採用するにあたり、さまざまな職種を網羅した総合求人サイトよりもITエンジニアに特化した採用媒体を利用した方が効率的に進められるでしょう。今回はエンジニア向け採用媒体について、その種類やおすすめのサービスを解説します。
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エンジニア向けの採用媒体は多数存在する
エンジニアの需要が高まっている今、インターネット上ではいくつかのエンジニア特化型採用媒体があります。
しかし、これらは全てが「エンジニア向け」と一括りにできるわけではありません。採用媒体にはそれぞれ得意な対象があり、サイトに登録している求職者にも違いがあります。
自社の求める対象向けのサービスを選ぼう
もちろん、総合的に求職情報を掲載し、広い層の求職者にアプローチしているサービスもあります。しかし、それではスポットが当たる部分が不明瞭になり自社が求める人材が見つかりにくくなる可能性があります。
自社でエンジニアを探しているなら、まずはエンジニア特化型の採用媒体に焦点を絞り込みましょう。そこからさらに新卒者が欲しい時は新卒・学生特化型にサイト、転職サイト、外国人採用特化型のサイト、とニーズに応じて媒体使い分けることが重要です。
新卒者・中途者向けのエンジニア採用媒体3選
まず、エンジニア採用媒体の中から新卒者、中途者に特化したサイトを3つ紹介します。
媒体が大きく、登録者数も多いサイトばかりなので最初にチェックしておきましょう。
【新卒向け】サポーターズ
「サポーターズ」は、エンジニア職を目指す学生が多く登録している新卒者向けの求人サービスです。サイトでは、スカウトした学生に対して交通費の支給を行う制度が用意されているので、地方学生の説明会参加率が高く、幅広い地域でエンジニアの候補者を発掘できるでしょう。社内にエンジニア経験者がいて、後世を育てられる会社に向いています。
【中途採用向け】Green
「Green」はIT業界に特化した中途採用向け求人サイトです。求職者に対して攻めの姿勢でスカウトを行うダイレクトリクルーティングを導入し、中途採用者に強いサイトとして注目を集めています。国内初の成功報酬制を採用しているため、採用にかかる費用の削減もできます。
Webメディアやスタートアップ系などの会社が登録しています。
【中途採用向け】CODEAL(コデアル)
「CODEAL」も中途採用に特化した転職サイトですが、注目したいのはワーキングリクルーティングと呼ばれる独自制度です。この制度では、まず業務委託として求職者と契約し、一定期間働いた後に正社員登用や委託継続を決めるというものです。最初に会社と求職者の相性やスキルを確認できるため、その後のプランが組み立てやすくなるでしょう。
CODEAL側が「副業として稼ぎたい」「リモートワークがしたい」という求職者のニーズに対応しているため、もし求人情報を掲載する場合はそのようなニーズに応えられる会社である、とアピールできることが望ましいです。
外国人求職者向けのエンジニア採用媒体2選
外国人エンジニアを探すなら日本人向けの求人サイトを見ていても仕方ありません。
優秀な外国人求職者を得るなら、外国人特化型サービスの中で急成長を遂げている以下の2つのサイトを活用しましょう。
GaijinPot jobs
「GaijinPot jobs」は在日外国人向け求人サイトとしては国内最大級といわれています。企業が求職者に直接アプローチできるので、スピーディなやりとりが可能です。エンジニア職だけではなく、語学を生かせるさまざまな仕事の求人が掲載されているので、多くの外国人がまず登録するサイトでしょう。
タレントハブ
「タレントハブ」は外国人求職者の中でもエンジニア職に特化した求人サイトです。チャット形式のツールを用いて企業が求職者に直接スカウトをかけられるダイレクトリクルーティング機能を導入しています。
さらに、求職者の検索やアプローチは無料で始められるので、コストを抑えた採用活動ができます。
まとめ
優秀な人材を他社より早く確保するためには、自社がどんな人材を求めているのか明確にして、求める人材が多く登録していそうな採用媒体を選びましょう。
また、外国人人材を探す場合には積極的にアプローチをかけ、なるべく早い対応で選考を進めていきましょう。
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