どのような採用広報を展開すればいいのか、悩んでいる経営者や採用担当のみなさんに、人材難を打破するために採用広報で利用するべきツールをご紹介します。
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「採用広報」が行う仕事内容とは?
採用広報とは、採用を目的として社内の雰囲気や社員インタビューなど企業情報を学生や求職者に向けて企業の魅力を伝えていくことが主な業務です。採用ターゲットやどんな情報を届けるのかというPR内容も非常に重要ですが、現代では採用広報ツールの多様化にも目を向けて最適化していくことも大事になってきています。
デジタル採用広報ツール2種
ここでは、就職活動で主流のデジタルツールからご紹介します。
採用サイト
採用サイトとは、企業HP内にある社員募集ページが独立したものです。求職者が企業HPと平行して企業研究するために利用するページです。求人サイトと違い制約がないので、会社のオリジナリティを活かしたページを作ることができます。
採用ブログ
ブログとは、求人サイトや採用サイト内で、採用担当者が新入社員研修や先輩社員の生の声を届けることでリアルな会社の空気を日記風に伝えるツールです。ブログの更新が滞るとフォロワーが減ってしまうので注意しましょう。
SNS採用広報ツール4種
採用サイトと採用ブログの次に採用市場で話題になったのがSNSでの採用広報です。SNSはブログと同じく頻繁に活動しないと、フォロワーが離れていく可能性があるので注意が必要です。
youtube
youtubeは無料で動画をアップできるSNSです。動画により企業情報や社長と社員のインタビュー、職場の雰囲気など、テキストでは伝わりにくい部分を動画で伝えることにより、ミスマッチを減らすことができます。
facebookは簡単に言うと個人のHPです。基本的には実名で登録してプロフィールを掲載することで、関連する人と繋がることができます。企業は求人登録もできるうえ、投稿内容から求職者を探してスカウトすることも可能です。
Twitterは、「つぶやき」と呼ばれる短い記事を書き込み、Twitter上にいるユーザーとコミュニケーションがとれるサービスです。140文字以内のためURLを貼ってサイトへの誘導に使えます。利用者数が多く、国内だけで結果4,000万人がしているそうです。
不特定多数の人の話題になり、一時的に大きな反響を得ることを「バズる」と呼び、り、一気に自社の魅力を伝えることができます。一方で悪い面で話題になってしまうと企業イメージが下がってしまうのでつぶやく内容には注意が必要です。
instagramは「インスタ映え」が流行語になったように、写真による投稿がメインのサービスです。社食の様子や制服で働く様子を視覚的に伝えることで、ミスマッチを防ぐこともできます。主に若い女性をメインに利用されているサービスなので、採用ターゲットがマッチする企業は向いているかもしれません。
ダイレクトリクルーティング採用広報ツール2種
ここでは、ダイレクトリクルーティングが可能な採用広報ツールを2種類ご紹介します。
Wantedly
WantedlyはFacebookの機能を利用した求人サイトで、幅広い業界に精通していますが、主にIT・WEB系に強いサービスです。給与や福利厚生ではなく働き方ややりがいにフォーカスしており、待遇や給与面の掲載は厳禁。その代わりに文字数の制限がなく、自社の魅力を書きたいだけ書けるのがWantedlyのポイントです。
LimkdIn
LimkdInはビジネスの関係に特化したSNSです。日本では知名度が低いですが海外では当たり前になっているため、グローバル人材の募集に強い特性があります。また、LimkdInは登録ユーザーのキャリア情報だけでなく、ユーザー同士のつながりも確認できるので、リファラル採用やダイレクト・リクルーティングにも向いています。
アナログ採用広報ツール2種
デジタルツールだけではなく、アナログツールも組み合わせて利用しましょう。
採用パンフレット
採用パンフレットは、学生や転職者向けに仕事内容や先輩のインタビューを盛り込み、求職者に企業への理解を深めてもらうために配布します。近年では、デジタル化してネットや自社アプリに掲載している企業があります。
ノベルティ
ノベルティは企業名やロゴ、商品名を記載したグッズのことです。会社説明会に来場した求職者へ配布することでブランディングをします。実用性が高いものを作ると印象に残りやすいですが、他社と同じ物を作ってしまうと逆効果になります。
まとめ:有能な人材を手に入れるなら採用広報が要
ここまで採用広報なら知っておきたいツールについてご紹介してきました。特に今は、SNSを活用した採用広報がトレンドになってきているのでそれぞれの特徴はしっかり覚えておきたいですね。自社の採用ターゲットと魅力×ツールの強みで有能な人材を発掘しましょう。