Talenthubジャーナル

- 外国人エンジニア採用を応援する人事系メディア -

外国人採用ノウハウ

外国人エンジニアの採用費はいくら?相場感を踏まえた今後の展望について

エンジニアの人手不足は深刻な問題であり、日本人だけでは企業の成長に必要な人材を揃えられないことも多いでしょう。実際に、この問題を解決するために優秀な外国人エンジニアの採用を検討する企業も増えてきています。ここで気になるのが、外国人エンジニアを採用する場合に必要となる費用の相場。
そこで今回は、外国人エンジニアの採用費の相場について解説していきます。外国人エンジニアの採用をご検討中の企業様は、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニア紹介料の相場

エンジニア採用の方法はさまざまですが、ここでは、外国人採用で主流な人材紹介サービスを利用した場合の相場を解説します。

基本的には年収の30~35%が相場

日本国内の人材紹介サービスでエンジニアを採用する場合の費用は成果報酬が主流で、理論年収の30~35%が相場です。例えば、年収500万円の人材を紹介してもらう場合には175万円前後となります。

外国人の年収は日本人と同等に設定する必要がある

外国人の年収については、日本人と同等額に設定しなければならないと法務省令で定められており、これを守らないと就労ビザが取得できません。

しかし、外国人の年収を日本人に比べて高額に設定しなければならないという訳ではありません。日本人と同様に、日本語力を含めたスキルや業務内容などに応じて、妥当な年収を設定すればOK。つまり、紹介料の相場も日本人エンジニアを採用する場合と変わりません。

エンジニアに対する需要の増加に伴い、年収も多様化

エンジニアに対する需要は増加しており、大手・中小・ベンチャーを問わず、様々なスキルを持ったエンジニアが求められています。
もちろんスキルによって年収の幅があるため、エンジニアの紹介料も異なります。

例えば30代前半のエンジニアの中での平均年収額は520万円。しかし、ソフト系とハード系では平均年収が異なり、さらに業種ごとにも大きな開きがあるため、年収が多様化していることがわかります。それぞれの平均年収をご紹介しますので、参考にしてみてください。

【ソフト系の平均年収】

ソフト系全体の平均年収は525万円。以下のように業種ごとに見ると、下記の様にかなりの開きがあります。

ソフト系業種 平均年収 最高年収 最低年収
プロジェクトマネジャー 733 万円 750 万円 700 万円
コンサルタント、アナリスト、プリセールス 652 万円 1320 万円 400 万円
研究・テクニカルマーケティング・品質管理ほか 579 万円 900 万円 200 万円
基盤・インフラ 575 万円 750 万円 450 万円
ネットワーク設計・構築(LAN・Web系) 547 万円 960 万円 240 万円
通信インフラ設計・構築(キャリア・ISP系) 543 万円 1100 万円 300 万円
パッケージソフト・ミドルウェア開発 512 万円 850 万円 200 万円
システム開発(Web・オープン系) 512 万円 1350 万円 150 万円
社内SE 510 万円 1100 万円 240 万円
システム開発(汎用機系) 508 万円 1200 万円 200 万円
システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系) 490 万円 800 万円 250 万円
運用、監視、テクニカルサポート、保守 477 万円 998 万円 200 万円

引用: リクナビNEXT 「エンジニアのための『仕事・職場・転職』応援サイト【Tech総研】」 30代エンジニア2180人に聞いた平均年収の実態と満足度

【ハード系の平均年収】

ハード系全体の平均年収は519万円です。業種ごとの年収は下記の通りで、ソフト系に比べると、年収のレンジ幅が狭くなっています。

ハード系業種 平均年収 最高年収 最低年収
半導体設計 569 万円 900 万円 350 万円
研究、特許、テクニカルマーケティングほか 563 万円 1100 万円 300 万円
セールスエンジニア、FAE 544 万円 950 万円 300 万円
光学技術 541 万円 800 万円 400 万円
製造技術 525 万円 650 万円 400 万円
生産技術、プロセス開発 521 万円 1500 万円 200 万円
回路・システム設計 519 万円 850 万円 200 万円
制御設計 518 万円 860 万円 300 万円
機械・機構設計 511 万円 850 万円 250 万円
素材、半導体素材、化成品関連 505 万円 800 万円 200 万円
品質管理、製品評価、品質保証、生産管理 501 万円 1200 万円 150 万円
サービスエンジニア・FAE 494 万円 1500 万円 200 万円
運用、監視、テクニカルサポート、保守 350 万円 350 万円 350 万円

引用: リクナビNEXT 「エンジニアのための『仕事・職場・転職』応援サイト【Tech総研】」 30代エンジニア2180人に聞いた平均年収の実態と満足度

採用予定人材の年収相場を元に採用費の想定を

冒頭でお伝えした通り、人材紹介サービスを利用してエンジニアを採用する場合の費用は、年収の30~35%程度が相場です。エンジニアの年収は多様化しているため、上のリストを参考に自社で採用予定の人材に払うべき年収を想定し、必要な採用費を算出してみてください。

まとめ:今後当たり前になっていく外国人採用で遅れを取らないよう、早期の導入検討を

現在、エンジニアの人手不足は深刻な問題となっていますので、今後は外国人の採用がより一般的なものになっていくといわれています。ご紹介したように、採用費も日本人を採用する場合と大きく変わりません。優秀な人材確保の競争に遅れを取らないよう、外国人採用の導入を検討してみてください。早期の決断と実行が、成功につながってくるでしょう。

エンジニア派遣の単価についてはこちらの記事でも紹介しています。
エンジニアの単価相場は〇〇万円。変動する要因と優秀な人材を確保するためには

▼タレントハブでは外国人・エンジニア採用を支援しています。

外国人エンジニア採用について問い合わせる

▼こちらのコラムもよく読まれています【人事・採用担当者様向け】

関連記事

  1. 外国人採用ノウハウ

    外国人社員の退職手続き。人事部が知るべき交付・届け出書類を紹介

    採用した外国人社員が退職するとなった時、どのような手続きが必要になるの…

  2. 外国人採用ノウハウ

    特定技能者に多い国籍とは?今後の受け入れ参考記事

    2019年4月に施行された改正入管法による特定技能は、特定の14産業分…

  3. 外国人採用ノウハウ

    外国人の雇用保険について手続き方法や未加入リスクを解説!

    外国人材の採用拡大や、2019年4月の「特定技能ビザ」が新設などにより…

  4. 外国人採用で、候補者を絞るMTG

    外国人採用ノウハウ

    外国人採用の面接で気をつけることは?ミスマッチを防ぐ方法をご紹介

    外国人採用の面接は基本的に日本人と同じように行いますが、各種書類による…

  5. 外国人採用ノウハウ

    【実際にあったビザ申請事例その2】留学ビザを就労ビザに切り替える申請書類とフロー

    外国人の雇用に必要不可欠なのが就労ビザ。入国管理法改正で外国人エンジニ…

  6. 外国人採用ノウハウ

    特定技能をサポート「登録支援機関」とは?役割や手続きを紹介

    さまざまな業種が労働者不足に陥っているなか、「出入国管理及び難民認定法…

About


Talenthubジャーナル編集部
日本のエンジニア不足を高度外国人人材の活用を促進することで緩和させ、日本国内で就業するエンジニアを増やすことで、日本のIT業界の発展とグローバル化に貢献していきます。

Service

  1. 国会議事堂

    人事向けコラム

    【改正入管法の施行で何が変わる?】概要と論点を解説
  2. 人事向けコラム

    採用後の必要書類と手続き。外国人のケースも紹介
  3. 外国人採用ノウハウ

    外国人雇用状況届出書とは何?手続きや無届けのペナルティについて
  4. 人事向けコラム

    採用後のミスマッチはなぜ起こる?人材確保で失敗しない方法
  5. 人事向けコラム

    【2019年4月開始】働き方改革関連法で可決された制度内容とは
PAGE TOP