IT業界のなかでも近年爆発的に需要が増加したIoT。家電として普及しているGoogleホームやアレクサなどがIoT製品にあたりますが、今後もIoT機器の開発は進むためIoTエンジニアの需要も高まっています。
では、IoT業界で求めているエンジニアをどのように求人をすればいいのでしょうか?
当記事では、人材の不足で困っている企業の採用担当者に役立つ、IoTエンジニアの採用について解説していきます。
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IoTの需要が高まっている
昨今では、Googleホームやアレクサなどが一般家庭でも、モノとインターネットを繋ぐIoTデバイスとして活用され始めてきました。家電を手軽にIoT化し遠隔操作を可能にする「eRemoteシリーズ」やスマホで玄関の鍵を開錠できる「Qrio Lock Q-SL2」などのスマート家電も開発され、IoT機器はますます増えている状況です。
このようにIoT開発が進むことで、2020年にはIoTエンジニアは450万人に増えることも予想されています。
需要の高まりを受けガイドライン設置も
一方であらゆる“モノ”がオンライン化したことにより、IoT機器を介したマルウェア(ウイルス)のリスクも増加。IoTを開発する技術も経験やスキルを求められるようになっています。
経産省では、IoTセキュリティガイドラインを設置して悪意のあるサーバー攻撃などへの対策に取り組んでいます。今後、IoT関連のデバイスやガイドライン、ウイルス対策に向けた開発が必要になるため、IoTエンジニアの需要は増加すること見込まれています。
IoTエンジニアに必要な知識は?
IoTは多くの“モノ”がオンライン化することで、膨大なデータの蓄積が可能となります。そのため、機械学習、ビッグデータ、AIなど膨大なデータを収集・活用できるIoTシステムの開発経験が求められるでしょう。
また、IoTサービスを活用できる機器についての知識も必要になります。機器以外の開発では、ソフトウェア開発の知識のある技術者も求められるでしょう。ソフトウェアの知識が必要な理由は、センサーなどの技術を駆使したIoT機器を操作するデバイスでリモート操作に必要だからです。
さらに、IoTのデバイスになるスマホやタブレットをクラウドで管理するためには、アプリの開発の経験がある人材が必要になります。
もちろん、経産省が設置しているセキュリティと開発系のガイドラインも知っておくべ気情報のひとつです。
しかし、エンジニアが不足している
仕事内容でIoT機器を開発する需要が増えているのに、日本では人手不足が深刻な状況です。仕事の案件はあるため、IT業界は発展していく一方、会社の人手不足は改善されていません。実際は、キャリアのある人を必要とするため、人材確保が難航しているのが現実なのです。
どうやって採用するか
では、IoTエンジニアをどうやって採用すればいいのでしょうか?
日本人のエンジニアが不足していることから、掲載終了予定日が近づいても応募が来ることは難しい状況です。
そのため、日本人の求職者に限定した人材サービスや求人サイトだけではなく、外国人採用を視野に入れた採用活動がおすすめです。
ソフトウェアやネットワークに関する高度な知識・スキルのある外国人人材を獲得できれば、社内の開発環境にもプラスに働くことでしょう。ただし、日本語支援やビザの申請など日本国内における外国人採用の手続きについて理解しておく必要があります。
採用やサポートサービスが充実した人材紹介に相談するとよいでしょう。
まとめ
IoT機器の需要はここ数年で爆発的に増えたものの、まだまだ開発できる人がいないのが現状です。正社員の転職や勤務地などで採用が難しくなっていく中、時代の波に乗りスタートアップするために人材確保は急がれます。国内だけでなく外国人人材も視野に入れて、採用活動と社内の土壌づくりを進めてみてましょう。
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