Talenthubジャーナル

- 外国人エンジニア採用を応援する人事系メディア -

エンジニアの人手不足で悩む男性

人事向けコラム

【業界でエンジニアの人手不足になる3つの理由】拡大する市場と合わせて解説します

慢性的なIT系人材の人手不足が深刻な課題となっているIT業界。IT技術者、つまりエンジニアも同様に高い確率で不足するといわれています。しかし、エンジニアといえば、時代の最先端とも言えるIT技術を担う注目の職業。そんなエンジニアに人材が集まらないのは一体何故なのでしょうか。

今回はエンジニア不足問題についてその理由や今後不足が予測される分野について解説します。

業界全体で人材が不足している理由は何か?

大手企業やIT企業ではすでに改善に乗り出しているところも少なくありませんが、いまだに国内IT業界ではエンジニアを始めとした人材不足が課題となっています。
今後市場が拡大していくであろうIT業界にも関わらず、人材が集まらない理由とはなんなのでしょうか。

理由1:求められるスキルの変動が激しい

エンジニアに限らず、IT業界では日々新しい分野やプログラミング言語が生まれ、目まぐるしい速度で進化が続いています。IT技術の進化は喜ばしいことですが、その技術の進歩についていくには常に新しい知識を学び、実践して改善していく意識が求められるでしょう。仕事と勉強を両立させるハードな労働体勢は若い世代は敬遠しがちです。また、体力・気力の面でシニア層は業界のスキル技術の発達に追いつけないという一面もあります。

エンジニアがスキルや分野の進化についていくためには、社内の研修や自己学習が欠かせません。エンジニアが時代に追いつくためにどんな方法があるのか、以下の記事を参考に見てみましょう。

外国人エンジニアを教育したい!6つの手法とポイントを紹介します

理由2:日本のエンジニア人口の減少

現状、日本国内のIT人材の人口はおよそ90万人といわれています。これは業界で求められている人材数よりも約17万人少なく、業界内での人手不足は深刻さを物語っています。今後、国内の労働者のうちエンジニアの割合が大きく減少するという予測はされていませんが、全体的な人口減少に伴い労働者数も減るので、必然的にエンジニア人口も減っていくといわれています。

“これから”市場が拡大して人材不足になる3つの先端IT技術

今後、市場拡大が見込まれる先端IT技術には特に人材不足が危ぶまれる分野が3つあります。それぞれの大まかな内容と今後の市場についてチェックしておきましょう。

分野1:ビッグデータ

ビッグデータとは、インターネット、テレビなどありとあらゆる媒体からもたらされる膨大なデータを収集・分析してビジネスなどに利用する分野です。
情報化社会としてさらに進歩していく今後の日本では、ビッグデータ分析の市場価値はさらに高まるといわれています。

分野2:IoT

IoTとは、インターネット通信をさまざまな「もの」と繋ぐことで遠隔操作や意思疎通を可能とするIT技術のこと。一般的にパソコンやスマートフォンが普及している現在、IoT市場では一般家庭はもちろん、運輸や生産の場において拡大することが予想されます。

分野3:AI(人工知能)

AIとは、コンピューター技術を用いて人の振舞いを再現するIT技術の一つ。経験を重ねるごとにAIが学習を繰り返し進化していくという特徴があります。今後、国内ではAIを導入するビジネスが拡大していくと予想され、AI市場そのものも急激な成長を遂げるでしょう。

これらのIT技術は、今後の国内のIT業界拡大における鍵となり、経済産業省ではそこに携わるエンジニアは「先端IT技術のサービス化や活用を担う人材」として非常に重要な役割持つと指摘されています。

人材が不足する可能性が高いそのほかの分野

今開発が進んでいる先端IT技術の中には、今後発展し人材が不足するかもしれないと示唆されている分野もあります。これらの分野にいち早く注目し、人材確保に乗り出すことがIT業界を生き残るポイントとなるでしょう。

分野4:VR

今後、急成長の可能性があるIT技術にVRというものがあります。これは、コンピューター上に仮想現実を作りだし、現実で味わえない体験ができるようになる技術です。今はまだ一般普及率も著しく高いとは言えませんが、今後技術の進歩によりエンターテイメント業界からビジネスの場にまで広く活用されると予想されています。

分野5:クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングとは、ネットワークを介してシステムやサービスを利用するIT技術です。媒体からもすぐに情報やサービスが利用できるクラウドコンピューティング技術はスマホやタブレットの普及と非常に親和性が高く、今後も様々な分野で活用されるようになるでしょう。

分野6:情報セキュリティ

情報セキュリティとは、インターネット上にある情報を守るためのセキュリティシステムです。さまざまな先端IT技術が開発されている今、そこで交わされる情報を守るこの技術は無くてはならないものです。IT技術の進化に伴って、情報セキュリティの市場が拡大するのも当然の結果でしょう。

分野7:モバイル端末

モバイル端末とは、スマホなどの持ち運べる情報端末を指します。IT技術が進化すればそれを利用するための端末の開発も進み、今も拡大の一途をたどるモバイル端末市場はより広く裾野を広げていくでしょう。

まとめ:これからグローバル採用が増えていく

今後、進化する先端IT技術や必要となる言語や分野に対応するには、必要な場所に適度な人材をおくことがIT業界で躍進する条件に。事業の成長を視野に入れた採用戦略には、教育が前提となる未経験人材の採用に加えて、適切な判断のできる経験者の採用も必要になってきます。国内の人材は奪い合いにもなるため、徐々に海外の経験豊富なエンジニアにも目を向け、外国人人材のための労働環境整備や求人をかける方法などの戦略を練りつつ、戦略的な人材確保を行うのはいかがでしょうか。

外国人エンジニア採用をご検討中の方はこちら

関連記事

  1. 人事向けコラム

    グローバル人事とは?概要と制度構築のポイントを解説

    グローバル人事とは、優れたグローバル人材を獲得し、活用するための多様性…

  2. 人事向けコラム

    採用PRとは?その重要性と具体的な手法を解説

    年々上がっている採用活動の難易度。人材確保の新たな選択肢として注目され…

  3. 人事向けコラム

    採用ブランディングとは?差別化とミスマッチ防止で人材を獲得

    求人倍率が上がる中、以前より母集団形成がしにくい、内定を出しても辞退者…

  4. 国会議事堂

    人事向けコラム

    【改正入管法の施行で何が変わる?】概要と論点を解説

    国会で施行が決定された「改正入管法」。この改正によって国内の労働環境、…

  5. スキルアップのために打ちあわせをするエンジニア

    人事向けコラム

    エンジニアのスキルアップのために!雇用する企業ができる施策5選

    IT系のエンジニア、技術者・開発者の人材不足解消のために注目される外国…

  6. 人事向けコラム

    採用後の必要書類と手続き。外国人のケースも紹介

    採用に必要な書類は、入社前、入社時、入社後の3つの段階で異なります。ま…

About


Talenthubジャーナル編集部
日本のエンジニア不足を高度外国人人材の活用を促進することで緩和させ、日本国内で就業するエンジニアを増やすことで、日本のIT業界の発展とグローバル化に貢献していきます。

  1. エンジニアの単価相場を調整して、無事契約になった商談

    人事向けコラム

    エンジニアの単価相場は〇〇万円。変動する要因と優秀な人材を確保するためには
  2. ビザの申請事例が欲しい人事担当者

    外国人採用ノウハウ

    【実際にあったビザ申請事例その1】ベトナム人エンジニアを採用するための申請書類と…
  3. 外国人とのビジネスミーティング

    採用ナレッジ

    グローバル採用の課題は?そのメリットから人材の見極め方もご紹介
  4. 外国人採用ノウハウ

    【外国人エンジニア採用のポイント】企業ができる工夫とは?
  5. 外国人採用ノウハウ

    グローバル人事戦略は何から始めるの?大手企業の取り組みも合わせて解説
PAGE TOP